Googleが1月15日（現地時間）、Chromeアプリのサポートを段階的に終了していくことを発表しました。 2022年6月にChrome OSを含むすべてのOSにおいて、Chromeアプリのサポートが終了します。
Chromiun Blog | Moving Forward from Chrome Apps
https://blog.chromium.org/2020/01/moving-forward-from-chrome-apps.html
ChromeアプリはHTML5、CSS、JavaScriptなどのWeb技術で開発されたアプリです。
2013年9月から提供開始されており、2016年にはChrome OS向け以外のChromeアプリが2018年までにサポート終了すると発表されておりましたが、今回の発表でChrome OS含むすべてのOSにおいてChromeアプリのサポートが終了することになります。
今回発表された主なスケジュールは以下のとおりです。
- 2020年3月：Chromeウェブストアでの新アプリ受け入れを停止。開発者は2022年6月まで既存アプリの更新が可能。
- 2020年6月：Windows、Mac、LinuxでのChromeアプリサポート終了。Chrome EnterpriseとChrome Education Upgradeを持つユーザは、2020年12月までサポートを延長するポリシーにアクセス可能。
- 2020年12月：全ユーザのWindows、Mac、LinuxでのChromeアプリサポート終了。
- 2021年6月： NaCl、PNaCl、およびPPAPI APIのサポート終了。
- 2021年6月：Chrome OSでのChromeアプリサポート終了。Chrome EnterpriseとChrome Education Upgradeを持つユーザは、2022年6月までサポートを延長するポリシーにアクセス可能。
- 2022年6月：全ユーザのChrome OSでのChromeアプリサポート終了。
なお、非常にわかりずらいのですが、ブラウザのChromeやChrome拡張機能が終了するわけではないので勘違いしないようにお気を付けください。
