皆さんはソフトクリームとアイスクリームの違いについて説明できますか?
どちらも同じような食べ物を想像しますが、具体的にはどのような違いがあるのか気になりますよね!
そこで今回は、ソフトクリームとアイスクリームの違いについて調査していきたいと思います。
アイスクリームとは
普段我々がアイスクリームと言っているアイスクリーム類は、実は4つの種類に分かれています。
- アイスクリーム:乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上
- アイスミルク :乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上
- ラクトアイス :乳固形分3.0%以上
- 氷菓 :上記以外のもの
上記のとおり、アイスクリームはこの4種類の中で乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれているもので、とてもまろやかで濃厚な味わいなのが特徴です。
ソフトクリームとは
先程のアイスクリーム類にソフトクリームがありませんでしたが、原材料自体はアイスクリーム類とほとんど同じです。ただ、ソフトクリームは成分や栄養分で分類される種類のことではないです。
では、アイスクリームとソフトクリームの違いは何かと言いますと製品温度です。
アイスクリームは‐30℃以下で一気に冷却するのに対して、ソフトクリームの製品温度は-5~-7℃ほどの、比較的高い温度で冷却されています。そのため、「なめらかで口あたりの良さ」「出来立てのフレッシュ感」が大きな特徴になります。
ちなみに、「ソフトクリーム」という名前は和製英語です。そのため、海外でそのまま「ソフトクリーム」と注文しても間違えられてしまう可能性がありますので、英語でソフトクリームと言いたい場合は「soft serve ice cream」と言いましょう。
ソフトクリームとアイスクリームの違いとは
アイスクリームとソフトクリームの大きな違いは、先ほど説明した通り製品温度にあります。
アイスクリームは製造後、やわらかいクリーム状のまま容器に入れてから、‐30℃以下で一気に冷却するのに対して、ソフトクリームの製品温度は-5~-7℃ほどの、比較的高い温度で冷却されています。
冷たさの違いによって味覚の感じ方も違ってきます。アイスクリームは-18℃、ソフトクリームは-5~-7℃でちょうどよい味になっています。
そのため、ソフトクリームは「出来たてのアイスクリーム」とも言われています。
おわりに
今回はソフトクリームとアイスクリームの違いについて調査していきました。
いまいち明確な違いを把握していませんでしたが、なるほど・・・温度の違いがあったんですね。
たしかに、ソフトクリームは買ったらそのまま食べて、アイスクリームは買ったら一旦冷凍庫に入れといて食べたくなったら食べるイメージですね。
それにしても、冬に食べるアイスって・・・良いですよね。