皆さんは「一か八か」という言葉を知っていますか?
よく判断に迷ったときに「一か八かやってみるしかない!」のように使われることが多いですよね!(まあ、そんな場面に遭遇することはめったにないですが笑)
そこで今回は「一か八か」の意味について調査していきたいと思います。
「一か八か」の意味
「一か八か」とは、結果がわからないまま運を天に任せて思い切ってやってみるという意味の慣用句です。
「一か八か」の語源
「一か八か」の語源にはいくつかの説がありますが、いずれも賭博用語であったという部分が共通しています。
一か罰か
1つ目の説は、サイコロをつかった賭博で賭けていた1の目が出るか、それともしくじるか(=他の目が出る)か、といったところからという説です。つまり「一か八か」の八は罰から来ていることになります。
罰はバツのイメージが強いですが罰当たり(バチあたり)といったようにバチという音でも読みますので、「一か八か」の八をハチと読まずにバチと濁音で読む説明もつきます。
丁か半か
もう1つの説は、同じくサイコロをつかった賭博で、出た目が丁(偶数)か半(奇数)かで勝負を決める賭博の「丁」と「半」という字のそれぞれ上の部分を取ったものという説です。
現在使われている字体は、半の上の部分は八の逆さまですが、絆という字のつくりに残っているように旧字体では八の字をしていました。
おわりに
今回は「一か八か」の意味について調査していきました。
てっきり、「一」か「八」かのどちらかが良い結果という意味だと思っていましたが、そもそも結果が出る以前の話でしたね。。。
普段何気なく使っている言葉も、いざ意味を問われると意外とわからないことってありますよね。正しい意味を理解したうえで今後は使っていきたいですね!