【Excel】RANK.AVG関数の使い方

Microsoft Excel にはRANK.AVG関数というものが存在します。
RANK.AVG関数は、指定した値が対象となる複数の数値のデータの中でどの順位なのかを求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、RANK.AVG関数の使い方について解説していきたいと思います。

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RANK.AVG関数とは

RANK.AVG関数とは、指定した値が対象となる複数の数値のデータの中でどの順位なのかを求める関数となります。

同じ値のときは平均値の順位を返します。

RANK.AVG関数の使い方

RANK.AVG関数は、以下の引数で構成されています。

=RANK.AVG(数値,参照,[順序])

それぞれの意味としては以下のとおりです。

数値

順位を求める数値を設定します。

上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。

参照

数値全体が入力されているセル範囲を設定します。

上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。

順序

昇順か降順かを設定します。
※省略も可能ですが、その場合は「0」が設定された扱いになります

0または省略降順
1または0以外昇順

上記例では省略しています。

RANK.AVG関数の使用例

先程の例のRANK.AVG関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=RANK.AVG(C3,C3:C15)

つまり、「385」が得点全体でみたときに降順だとどの順位なのかを求めるという意味になります。