「○○まで」は当日を含む?含まない?

皆さんはよく、締め切りとかで「○○までにお願い!」という表現を使いますか?
その時の「○○まで」というのは、果たして当日を含めるのでしょうか。それとも当日を含めないのでしょうか。

今回は「○○まで」の表現ついて調査したいと思います。

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「○○日まで」は当日を含む

結論としては、「○○まで」は当日を含む、です。

例えば、仕事のやり取り等で「金曜日までに提出をお願いします」と言われたら金曜日も含まれるので金曜日に提出しても問題ありません。もちろん終業時間ぎりぎりに提出されても困りますから、時間には余裕を持って提出した方が良いでしょう。

曖昧な表現は使わない

ただし、曖昧な使い方をするとお互いの認識がずれてしまう場合があります。
例えば、以下のやり取りはどうでしょうか。

上司:今日のMTGで出た資料を明日までにメールで送っといて!
部下:了解しました!
上司:明日の打ち合わせで使うから、よろしく!

[翌日の11時前]

上司:昨日頼んどいた資料がまだ来てないんだけどどうなってる?
部下:今まとめてるところです。あと30分ほどで完成します。
上司:11時から打ち合わせが始まるんだからそれだと間に合わないでしょ。
部下:え、「明日までに」というのは「今日中に」という意味じゃなかったんですか!?

(まあ、この例は極端かもしれませんが笑)

この例だと、「明日まで」という表現を使っているので本来は部下の認識で間違いはないのですが、上司は依頼する際に「明日の打ち合わせで使う」とも言っています。

これにより、上司と部下には以下のような認識のずれが発生しています。

上司:明日の11時の打ち合わせ前までに資料がメールで届く
部下:明日中に資料をメールで送る

このような認識のずれが発生しないためにも、期限をはっきりさせてから依頼するようにしましょう。

上司:今日のMTGで出た資料を明日までにメールで送っといて!
部下:了解しました!何時ごろまでに送ればよろしいでしょうか。
上司:明日の11時の打ち合わせで使うから、それまでによろしく!
部下:了解しました!明日の11時前にはメールで送ります。

期限をはっきりさせることで、お互いの認識がずれることはなくなりました。
期限の認識は、人によって異なる場合がありますので、期限が決まっているものははっきりさせてから依頼する必要があります。

おわりに

このような期限に関する表現は、つい曖昧にしてしまいがちですが、正しい使い方をしないと思わぬところでトラブルが発生する場合があります。期限が決まっているものについては、期限をはっきりとさせることを心がけましょう。

また、よくわからない場合は、自分で勝手に判断せず、相手に確認するようにしましょう。その方がお互いの為になります。