【Excel】NUMBERVALUE関数の使い方

Microsoft Excel にはNUMBERVALUE関数というものが存在します。
NUMBERVALUE関数は、特定の地域の表示形式で表示されている数値を通常の数値に変換する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、NUMBERVALUE関数の使い方について解説していきたいと思います。

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NUMBERVALUE関数とは

NUMBERVALUE関数とは、特定の地域の表示形式で表示されている数値を通常の数値に変換する関数となります。

NUMBERVALUE関数の使い方

NUMBERVALUE関数は、以下の引数で構成されています。

=NUMBERVALUE(文字列,[小数点記号],[桁区切り記号])

意味としては以下のとおりです。

文字列

通常の数値に変換したい数値を設定します。

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

小数点記号

小数点記号として使用されている文字を「,」または「.」で設定します。
※省略も可能ですが、その場合は現在の地域の表示形式で設定されている記号を設定した扱いになります

上記例では「,」を設定しています。

桁区切り記号

桁区切り記号として使用されている文字を「,」または「.」で設定します。
※省略も可能ですが、その場合は現在の地域の表示形式で設定されている記号を設定した扱いになります

上記例では「.」を設定しています。

NUMBERVALUE関数の使用例

先程の例のNUMBERVALUE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=NUMBERVALUE(B4,”,”,”.”)

つまり、「,」を小数点記号、「.」を桁区切り記号としていた数値「9.876.543,21」を通常の数値に変換するという意味になります。