【Excel】LET関数の使い方

Microsoft Excel にはLET関数というものが存在します。
LET関数は、数式の計算結果や値に名前を定義し、関数内でその名前を利用して計算を行うときに利用することが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、LET関数の使い方について解説していきたいと思います。

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LET関数とは

LET関数とは、数式の計算結果や値に名前を定義し、関数内でその名前を利用して計算を行う関数となります。

LET関数の使い方

LET関数は、以下の引数で構成されています。

=LET(名前1,名前値1[,名前2,名前値2 … ],計算)

それぞれの意味としては以下のとおりです。

名前

値に付ける名前を設定します。

上記例では「合計点」や「人数」を設定しています。

名前に付ける値を設定します。

上記例では名前1では「SUM(C4:F4)」、名前2では「COUNT(C4:F4)」を設定しています。

計算

名前を利用した計算方法(式)を設定します。

上記例では「合計点/人数」を設定しています。

LET関数の使用例

先程の例のLET関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=LET(合計点,SUM(C4:F4),人数,COUNT(C4:F4),合計点/人数)

つまり、セルC4~セルF4までの「合計点」と「人数」を利用して「合計点/人数」の計算結果を求めるという意味になります。