使い分けちゃんとできてる?同棲と同居の違いとは

皆さんは同棲と同居の違いについて説明できますか?
どちらも似た言葉なので、同じ意味だと思っている方もいるかもしれませんが、正確には意味が異なります。

そこで今回は、同棲と同居の違いについて調査していきたいと思います。

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同棲の意味

同棲とは誰かと一緒に暮らすことを指していますが、特に正式に結婚しないまま同じ家で一緒に暮らすことを指す際に使われます。例えば結婚を前提とした相手と一緒に住む際は同棲という言葉を使いますが、それ以外のケースでは同居を使うことが一般的です。

同居の意味

同居も同じく誰かと一緒に暮らすことを指していますが、特に家族や友人と一緒に暮らすことを指す際に使われます。

3年以上の同棲は「内縁関係」と認められる可能性も

婚姻の意思を持って3年以上の同棲を続けていると、法律上は「内縁関係」として扱われるケースもあります。
※内縁:事実上の婚姻関係にありながら婚姻届けを提出していない男女のこと

内縁関係と認められれば、相続時における財産分与や扶助義務などについては、婚姻関係にある男女と同じ権利を得ることができます。

しかし、名字の変更や子の摘出性などできないことも多いため、内縁関係にあるからといって、すべてにおいて認められるわけではありませんので注意が必要です。

また、3年というのはあくまで目安の期間であり、必ずしも3年同棲したら内縁関係になるわけではありません。ただ、一般的には3年以上の「同棲」を続けていれば、内縁関係として認められる可能性があります。

おわりに

今回は同棲と同居の違いについて調査していきました。

普段何気なく使っている「同棲」「同居」という言葉ですが、ちゃんと意味に違いがあったんですね!今後は正しい使い分けができるようにしたいですね!



ちなみに、全く関係ない話なのですが、つい最近まで同棲のことを「どうせい」ではなく「どうさい」と読んでいました。何ででしょうね・・・?