若干意味が違う!?適時と随時の違いとは

皆さんは適時と随時の違いについて説明できますか?
どちらも似た言葉なので、似たような意味だと思っている方もいるかもしれませんが、正確には意味が異なります。

そこで今回は、適時と随時の違いについて調査していきたいと思います。

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適時の意味

適時とはちょうど良いタイミングのことを指しています。

例えば、「適時休憩を取る」とした場合は「ちょうど良い時間に休憩をする」という意味になります。

随時の意味

随時とは「いつでも」「好きなときに」と、時期を特定せずにいつでも行うといったことを指しています。

例えば、「質問は随時受け付けております」といった場合は「質問はいつでも受け付けております」という意味になります。

適時と随時の違いとは

適時が焦点を当てるのは、ピンポイントの「時」。
状況やその人の判断など、さまざまなことを考慮して、行為する人が「今だ!」と判断した時を意味します。

それに対して随時が焦点を当てるのは「必要な時はいつでも」です。文の主語となる人が「今の自分には必要だ!」と判断したときに、そうすることができる、ということになります。

適時適切とは

適時適切とは「情報の開示や意見の表明について、開示する時期やタイミングが適切である、またその内容も適切なものである」という意味になります。

「適時適切な対応をする」「適時適切な判断をする」というような使い方で、政治家の答弁やビジネスシーンで用いられることも多い言葉です。

おわりに

今回は適時と随時の違いについて調査していきました。

「適時」と「随時」はどちらも良いタイミングを指すことに変わりはありませんが、客観的に良いタイミングなのか、それとも主観的に良いタイミングなのかという点で違いがあります。非常に似ている言葉なので相手に誤解を与えないように注意して使い分けましょう!