Microsoft Excel にはINTERCEPT関数というものが存在します。
INTERCEPT関数は、既知のyとxの範囲をもとにした回帰直線の切片を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、INTERCEPT関数の使い方について解説していきたいと思います。
INTERCEPT関数とは
INTERCEPT関数とは、既知のyとxの範囲をもとにした回帰直線の切片を求める関数となります。
INTERCEPT関数の使い方
INTERCEPT関数は、以下の引数で構成されています。
=INTERCEPT(yの範囲,xの範囲)
それぞれの意味としては以下のとおりです。
yの範囲
既知のyの値をセル範囲または配列で設定します。
上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。
xの範囲
既知のxの値をセル範囲または配列で設定します。
上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。
INTERCEPT関数の使用例
先程の例のINTERCEPT関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=INTERCEPT(C3:C15,B3:B15)
つまり、セルB3～B15の配列とセルC3～C15の配列をもとにした回帰直線の切片を求めるという意味になります。
