Microsoft Excel にはMAP関数というものが存在します。
MAP関数は、配列を計算して新たな配列作る時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、MAP関数の使い方について解説していきたいと思います。
MAP関数とは
MAP関数とは、配列を計算して新たな配列作る関数となります。

MAP関数の使い方

MAP関数は、以下の引数で構成されています。
=MAP(配列1,配列2,…,LAMBDA関数)
意味としては以下のとおりです。
配列
「計算」の中で利用する配列を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
LAMBDA関数
計算方法(式)を表すLAMBDA関数を設定します。
上記例では「LAMBDA(x, MOD(x,2)=1)」と設定しています。
MAP関数の使用例

先程の例のMAP関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=MAP(B2:D4,LAMBDA(x, MOD(x,2)=1))
つまり、セルB2~セルD4の配列に対し、それぞれの値が奇数かどうかを判定し、その結果に基づく新たな配列を作るという意味になります。