【Excel】DEC2OCT関数の使い方

2023.10.252023.11.11

Microsoft Excel にはDEC2OCT関数というものが存在します。
DEC2OCT関数は、10進数表記の数値を8進数表記に変換する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、DEC2OCT関数の使い方について解説していきたいと思います。

DEC2OCT関数とは

DEC2OCT関数とは、10進数表記の数値を8進数表記に変換する関数となります。

DEC2OCT関数は、以下の引数で構成されています。

=DEC2OCT(数値,[桁数])

意味としては以下のとおりです。

8進数表記に変換したい数値（10進数）を設定します。
※設定可能な数値は-536870912～536870911の範囲内です

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

桁数を設定します。
※変換後数値の桁数が設定した桁数よりも少ない場合、変換後数値の左側に「0」が追加されます
※数値に負の値が設定された場合は常に10桁扱いになります
※省略も可能ですが、その場合は「0」は追加されず必要最小限の桁数になります

上記例では「10」を設定しています。

先程の例のDEC2OCT関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=DEC2OCT(B4,10)

つまり、「8」という10進数の数値を「10」桁の8進数表記に変換するという意味になります。