【Excel】SEARCH関数の使い方

Microsoft Excel にはSEARCH関数というものが存在します。
SEARCH関数は、指定した文字列が対象となる文字列の中で先頭から何文字目かを取得する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、SEARCH関数の使い方について解説していきたいと思います。

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SEARCH関数とは

SEARCH関数とは、指定した文字列が対象となる文字列の中で先頭から何文字目かを取得する関数となります。

SEARCH関数の使い方

SEARCH関数は、以下の引数で構成されています。

=SEARCH(検索文字列,対象,[開始位置])

意味としては以下のとおりです。

検索文字列

検索する文字列を設定します。
※「””」(空白の文字列)を設定すると、開始位置の値が返されます
※「*」(半角のアスタリスク)を設定すると、1文字以上の任意の文字列を表します
※「?」(半角の疑問符)を設定すると、任意の1文字を表します

上記例では「 *」を設定しています。

対象

検索の対象となるもとの文字列を設定します。

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

開始位置

対象のどの位置から検索するかを設定します。
※対象の文字列の先頭を1としてバイト単位で数えます
※省略も可能ですが、その場合は「1」を設定した扱いになります

上記例では省略しています。

SEARCH関数の使用例

先程の例のSEARCH関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=SEARCH(” *”,B3)

つまり、「伊藤 沙織」という文字列の先頭から「 *」(半角スペースのあとに1文字以上の任意の文字列)が何文字目にあるかを求めるという意味になります。