Microsoft Excel にはREDUCE関数というものが存在します。
REDUCE関数は、配列の値を累積した結果を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、REDUCE関数の使い方について解説していきたいと思います。
REDUCE関数とは
REDUCE関数とは、配列の値を累積した結果を求める関数となります。

REDUCE関数の使い方

REDUCE関数は、以下の引数で構成されています。
=REDUCE(初期値,配列,LAMBDA関数)
意味としては以下のとおりです。
初期値
累積の初期値を設定します。
上記例では「0」を設定しています。
配列
累積する配列を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
LAMBDA関数
計算方法(式)を表すLAMBDA関数を設定します。
上記例では「LAMBDA(x,y,x+y)」と設定しています。
REDUCE関数の使用例

先程の例のREDUCE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=REDUCE(0,C3:C7,LAMBDA(x,y,x+y))
つまり、2025/6/21~25までの売上(万)を累積した結果を求めるという意味になります。