【Excel】OCT2HEX関数の使い方

Microsoft Excel にはOCT2HEX関数というものが存在します。
OCT2HEX関数は、8進数表記の数値を16進数表記に変換する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、OCT2HEX関数の使い方について解説していきたいと思います。

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OCT2HEX関数とは

OCT2HEX関数とは、8進数表記の数値を16進数表記に変換する関数となります。

OCT2HEX関数の使い方

OCT2HEX関数は、以下の引数で構成されています。

=OCT2HEX(数値,[桁数])

意味としては以下のとおりです。

数値

16進数表記に変換したい数値(8進数)を設定します。
※設定可能な数値は4000000000(-536870912)~7777777777(-1)および0000000000(0)〜3777777777(536870911)の範囲内です

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

桁数

桁数を設定します。
※変換後数値の桁数が設定した桁数よりも少ない場合、変換後数値の左側に「0」が追加されます
※数値に負の値が設定された場合は常に10桁扱いになります
※省略も可能ですが、その場合は「0」は追加されず必要最小限の桁数になります

上記例では「10」を設定しています。

OCT2HEX関数の使用例

先程の例のOCT2HEX関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=OCT2HEX(B4,10)

つまり、「10」という8進数の数値を「10」桁の16進数表記に変換するという意味になります。