Microsoft Excel にはMAKEARRAY関数というものが存在します。
MAKEARRAY関数は、数式を利用して新たな配列作る時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、MAKEARRAY関数の使い方について解説していきたいと思います。
MAKEARRAY関数とは
MAKEARRAY関数とは、数式を利用して新たな配列作る関数となります。

MAKEARRAY関数の使い方

MAKEARRAY関数は、以下の引数で構成されています。
=MAKEARRAY(行,列,LAMBDA関数)
意味としては以下のとおりです。
行
作成する配列の行数を設定します。
上記例では「9」を設定しています。
列
作成する配列の列数を設定します。
上記例では「9」を設定しています。
LAMBDA関数
計算方法(式)を表すLAMBDA関数を設定します。
上記例では「LAMBDA(x,y,x*y)」と設定しています。
MAKEARRAY関数の使用例

先程の例のMAKEARRAY関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=MAKEARRAY(9,9,LAMBDA(x,y,x*y))
つまり、9行9列の配列が作成され、行番号と列番号の掛け算の結果が表示されるという意味になります。