Microsoft Excel にはIMARGUMENT関数というものが存在します。
IMARGUMENT関数は、指定した複素数を極形式で表現した場合の偏角を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、IMARGUMENT関数の使い方について解説していきたいと思います。
IMARGUMENT関数とは
IMARGUMENT関数とは、指定した複素数を極形式で表現した場合の偏角を求める関数となります。
![](https://fobbyblog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-12.png)
IMARGUMENT関数の使い方
![](https://fobbyblog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-13.png)
IMARGUMENT関数は、以下の引数で構成されています。
=IMARGUMENT(複素数)
意味としては以下のとおりです。
複素数
極形式で表現した場合の偏角を求めたい複素数を設定します。
※角度はラジアン単位となります
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
IMARGUMENT関数の使用例
![](https://fobbyblog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-14.png)
先程の例のIMARGUMENT関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=IMARGUMENT(B4)
つまり、「2+i」という複素数を極形式で表現した場合の偏角を求めるという意味になります。