Microsoft Excel にはFIXED関数というものが存在します。
FIXED関数は、指定した数値を四捨五入して桁区切り記号を付ける時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、FIXED関数の使い方について解説していきたいと思います。
FIXED関数とは
FIXED関数とは、指定した数値を四捨五入して桁区切り記号を付ける関数となります。
FIXED関数の使い方
FIXED関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
数値
四捨五入して桁区切り記号を付けたい数値を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
桁数
四捨五入してどの桁まで求めるのかを設定します。
※省略も可能ですが、その場合は「2」を設定した扱いになります
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
桁区切り
桁区切り記号を入れるかどうかを以下のように設定します。
TRUE | 桁区切り記号を入れない |
FALSE | 桁区切り記号を入れる |
上記例では紫枠で囲まれているセルを設定しています。
FIXED関数の使用例
先程の例のFIXED関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、「1234」の「0」桁を四捨五入したときの数値に桁区切りを付けるという意味になります。