Microsoft Excel にはERFC.PRECISE関数というものが存在します。
ERFC.PRECISE関数は、相補誤差関数を指定した下限から∞（無限大）で積分した値を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、ERFC.PRECISE関数の使い方について解説していきたいと思います。
ERFC.PRECISE関数とは
ERFC.PRECISE関数とは、相補誤差関数を指定した下限から∞（無限大）で積分した値を求める関数となります。
ERFC.PRECISE関数の使い方
ERFC.PRECISE関数は、以下の引数で構成されています。
=ERFC.PRECISE(下限)
意味としては以下のとおりです。
下限
相補誤差関数を積分するときの下限を数値で設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
ERFC.PRECISE関数の使用例
先程の例のERFC.PRECISE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=ERFC.PRECISE(B4)
つまり、誤差関数を「2」～∞（無限大）の区間で積分した値を求めるという意味になります。
