Microsoft Excel にはCHISQ.TEST関数というものが存在します。
CHISQ.TEST関数は、指定した実測値範囲と期待値範囲をもとにカイ二乗検定を行う時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、CHISQ.TEST関数の使い方について解説していきたいと思います。
CHISQ.TEST関数とは
CHISQ.TEST関数とは、指定した実測値範囲と期待値範囲をもとにカイ二乗検定を行う関数となります。

CHISQ.TEST関数の使い方

CHISQ.TEST関数は、以下の引数で構成されています。
=CHISQ.TEST(実測値範囲,期待値範囲)
意味としては以下のとおりです。
実測値範囲
実測値が入力されているセル範囲や配列を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
期待値範囲
期待値が入力されているセル範囲や配列を設定します。
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
CHISQ.TEST関数の使用例

先程の例のCHISQ.TEST関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=CHISQ.TEST(B3:B7,C3:C7)
つまり、指定された実測値と期待値をもとにカイ二乗検定を行うという意味になります。
