Microsoft Excel にはATAN2関数というものが存在します。
ATAN2関数は、指定したX,Y座標からラジアン単位の逆正接を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、ATAN2関数の使い方について解説していきたいと思います。
ATAN2関数とは
ATAN2関数とは、指定したX,Y座標からラジアン単位の逆正接を求める関数となります。

ATAN2関数の使い方

ATAN2関数は、以下の引数で構成されています。
=ATAN2(X座標,Y座標)
意味としては以下のとおりです。
座標
各座標値を設定します。
上記例では青枠と赤枠で囲まれているセルを設定しています。
ATAN2関数の使用例

先程の例のATAN2関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=ATAN2(B4,C4)
つまり、X座標が「2」、Y座標が「1」のときのラジアン単位の逆正接を求めるという意味になります。