【Excel】FORECAST.LINEAR関数の使い方

Microsoft Excel にはFORECAST.LINEAR関数というものが存在します。
FORECAST.LINEAR関数は、過去のデータをもとに将来の値を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、FORECAST.LINEAR関数の使い方について解説していきたいと思います。

FORECAST.LINEAR関数とは

FORECAST.LINEAR関数とは、過去のデータをもとに将来の値を求める関数となります。

FORECAST.LINEAR関数の使い方

FORECAST.LINEAR関数は、以下の引数で構成されています。

それぞれの意味としては以下のとおりです。

予測に使うx

yの値を予測するために使うxの値を設定します。

上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。

yの範囲

既知のyの値をセル範囲または配列で設定します。

上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。

xの範囲

既知のxの値をセル範囲または配列で設定します。

上記例では紫枠で囲まれている範囲を設定しています。

FORECAST.LINEAR関数の使用例

先程の例のFORECAST.LINEAR関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

つまり、「2012～2024年の売上」をもとに「2025年の売上」を予想するという意味になります。