Microsoft Excel にはERROR.TYPE関数というものが存在します。
ERROR.TYPE関数は、指定したセルに表示されているエラーの種類を調べる時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、ERROR.TYPE関数の使い方について解説していきたいと思います。
ERROR.TYPE関数とは
ERROR.TYPE関数とは、指定したセルに表示されているエラーの種類を調べる関数となります。
ERROR.TYPE関数の使い方
ERROR.TYPE関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
テストの対象
エラーの種類を調べたいセルを設定します。
下記のいずれにも当てはまらない場合は「#N/A」が返されます。
値 | エラーの種類 |
#NULL! | 1 |
#DIV/0! | 2 |
#VALUE! | 3 |
#REF! | 4 |
#NAME? | 5 |
#NUM! | 6 |
#N/A | 7 |
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
ERROR.TYPE関数の使用例
先程の例のERROR.TYPE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、「セルB4に表示されているエラーの種類」を調べるという意味になります。