【Excel】WEIBULL.DIST関数の使い方

Microsoft Excel にはWEIBULL.DIST関数というものが存在します。
WEIBULL.DIST関数は、ワイブル分布の確率密度関数や累積分布関数の値を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、WEIBULL.DIST関数の使い方について解説していきたいと思います。

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WEIBULL.DIST関数とは

WEIBULL.DIST関数とは、ワイブル分布の確率密度関数や累積分布関数の値を求める関数となります。

WEIBULL.DIST関数の使い方

WEIBULL.DIST関数は、以下の引数で構成されています。

=WEIBULL.DIST(x,α,β,関数形式)

意味としては以下のとおりです。

x

ワイブル分布関数に代入する数値を設定します。

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

α

パラメータαの値を設定します。

上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。

β

パラメータβの値を設定します。

上記例では紫枠で囲まれているセルを設定しています。

関数形式

確率密度関数の値を求める場合はFALSE、累積分布関数の値を求める場合はTRUEを設定します。

上記例では「FALSE」を設定しています。

WEIBULL.DIST関数の使用例

先程の例のWEIBULL.DIST関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=WEIBULL.DIST(B3,C3,D3,FALSE)

つまり、α=2, β=6のワイブル分布における、x=5の時の確率密度関数の値を求めるという意味になります。