Microsoft Excel にはSUMIF関数というものが存在します。
SUMIF関数は、表の中から条件に一致する数値の合計を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、SUMIF関数の使い方について解説していきたいと思います。
SUMIF関数とは
SUMIF関数とは、1つの検索条件に一致する値の合計を求める関数となります。
似たような関数として、SUMIFS関数がありますが、こちらは複数の条件に一致する値の合計を求めるものになります。
▼SUMIFS関数についてはこちらに詳しく記載しております。
SUMIF関数の使い方
SUMIF関数は、以下の引数で構成されています。
=SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])
それぞれの意味としては以下のとおりです。
範囲
検索をかける範囲を設定します。
上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。
検索条件
検索するための条件を、文字列、日付、式等で設定します。
※文字列や式を設定する場合は、「”(ダブルクォーテーション)」で囲みます。
上記例では「”水”」を設定しています。
合計範囲
合計値の計算対象となる範囲を設定します。
※省略も可能ですが、その場合は「範囲」の内容を設定した扱いになります
上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。
SUMIF関数の使用例
先程の例のSUMIF関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=SUMIF(C8:C16,”水”,D8:D16)
つまり、商品名が「水」の売上の合計を求めるという意味になります。
他にも、商品名が「本」の売上の合計を求めたい場合は検索条件を「”本”」に、日付が2022/5/5以降の売上の合計を求めたい場合は検索条件を「”>=2022/5/5″」にすることで求めることが可能となります。