Microsoft Excel にはSTEYX関数というものが存在します。
STEYX関数は、既知のyとxの範囲をもとにyの標準偏差を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、STEYX関数の使い方について解説していきたいと思います。
STEYX関数とは
STEYX関数とは、既知のyとxの範囲をもとにyの標準偏差を求める関数となります。

STEYX関数の使い方

STEYX関数は、以下の引数で構成されています。
=STEYX(yの範囲,xの範囲)
それぞれの意味としては以下のとおりです。
yの範囲
既知のyの値をセル範囲または配列で設定します。
上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。
xの範囲
既知のxの値をセル範囲または配列で設定します。
上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。
STEYX関数の使用例

先程の例のSTEYX関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=STEYX(C3:C15,B3:B15)
つまり、セルB3~B15の配列とセルC3~C15の配列をもとにセルC3~C15の配列の標準偏差を求めるという意味になります。