Microsoft Excel にはSTANDARDIZE関数というものが存在します。
STANDARDIZE関数は、指定した数値データを標準化した標準化変量を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、STANDARDIZE関数の使い方について解説していきたいと思います。
STANDARDIZE関数とは
STANDARDIZE関数とは、指定した数値データを標準化した標準化変量を求める関数となります。

STANDARDIZE関数の使い方

STANDARDIZE関数は、以下の引数で構成されています。
=STANDARDIZE(値,平均値,標準偏差)
意味としては以下のとおりです。
値
標準化したい値を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
平均値
全体の算術平均を設定します。
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
標準偏差
標準偏差を設定します。
上記例では紫枠で囲まれているセルを設定しています。
STANDARDIZE関数の使用例

先程の例のSTANDARDIZE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=STANDARDIZE(C4,$C$17,$C$18)
つまり、セルC4の値を標準化した標準化変量を求めるという意味になります。