Microsoft Excel にはSERIESSUM関数というものが存在します。
SERIESSUM関数は、指定した値からべき級数を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、SERIESSUM関数の使い方について解説していきたいと思います。
SERIESSUM関数とは
SERIESSUM関数とは、指定した値からべき級数を求める関数となります。
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SERIESSUM関数の使い方
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SERIESSUM関数は、以下の引数で構成されています。
=SERIESSUM(x,n,m,係数)
それぞれの意味としては以下のとおりです。
x
べき級数に代入する値を設定します。
上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。
n
べき乗の初期値を設定します。
上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。
m
級数の各項に対する増分を設定します。
上記例では紫枠で囲まれている範囲を設定しています。
係数
級数の各項の係数を設定します。
上記例では緑枠で囲まれている範囲を設定しています。
SERIESSUM関数の使用例
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先程の例のSERIESSUM関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=SERIESSUM(B4,C4,D4,E4)
つまり、「2」を代入して「4」を初期値として「5」を増分として「7」を係数としたときのべき級数を求めるという意味になります。