Microsoft Excel にはQUARTILE関数というものが存在します。
QUARTILE関数は、指定した配列から0%と100%を含めた範囲の四分位数を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、QUARTILE関数の使い方について解説していきたいと思います。
QUARTILE関数とは
QUARTILE関数とは、指定した配列から0%と100%を含めた範囲の四分位数を求める関数となります。

QUARTILE関数の使い方

QUARTILE関数は、以下の引数で構成されています。
=QUARTILE(配列,戻り値)
意味としては以下のとおりです。
配列
四分位数を求めたい数値が入力されている配列を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
戻り値
求めたい値の位置を設定します。
0 | 0%の位置 |
1 | 25%の位置 |
2 | 50%の位置 |
3 | 75%の位置 |
4 | 100%の位置 |
上記例では「1」を設定しています。
QUARTILE関数の使用例

先程の例のQUARTILE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=QUARTILE(C3:C15,1)
つまり、セルC3~C15の配列から下位25%にあたる四分位数を求めるという意味になります。