Microsoft Excel にはISOMITTED関数というものが存在します。
ISOMITTED関数は、LAMBDA関数の引数が省略されているかどうかを判定する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、ISOMITTED関数の使い方について解説していきたいと思います。
ISOMITTED関数とは
ISOMITTED関数とは、LAMBDA関数の引数が省略されているかどうかを判定する関数となります。

ISOMITTED関数の使い方

ISOMITTED関数は、以下の引数で構成されています。
=ISOMITTED(引数)
意味としては以下のとおりです。
引数
省略されているかどうかを判定したいLAMBDA関数の引数を設定します。
上記例では引数「y」を設定しています。
ISOMITTED関数の使用例

先程の例のISOMITTED関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
=LAMBDA(x,[y],x*IF(ISOMITTED(y),1,y))(B4,)
つまり、引数「y」が省略されているので、「y」の値を1としてx*yを計算するという意味になります。