【Excel】HEX2OCT関数の使い方

Microsoft Excel にはHEX2OCT関数というものが存在します。
HEX2OCT関数は、16進数表記の数値を8進数表記に変換する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、HEX2OCT関数の使い方について解説していきたいと思います。

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HEX2OCT関数とは

HEX2OCT関数とは、16進数表記の数値を8進数表記に変換する関数となります。

HEX2OCT関数の使い方

HEX2OCT関数は、以下の引数で構成されています。

=HEX2OCT(数値,[桁数])

意味としては以下のとおりです。

数値

8進数表記に変換したい数値(16進数)を設定します。
※設定可能な数値はFFE0000000(-536870912)~FFFFFFFFFF(-1)および0000000000(0)〜001FFFFFFF(536870911)の範囲内です

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

桁数

桁数を設定します。
※変換後数値の桁数が設定した桁数よりも少ない場合、変換後数値の左側に「0」が追加されます
※数値に負の値が設定された場合は常に10桁扱いになります
※省略も可能ですが、その場合は「0」は追加されず必要最小限の桁数になります

上記例では「10」を設定しています。

HEX2OCT関数の使用例

先程の例のHEX2OCT関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=HEX2OCT(B4,10)

つまり、「8」という16進数の数値を「10」桁の8進数表記に変換するという意味になります。