Microsoft Excel にはFREQUENCY関数というものが存在します。
FREQUENCY関数は、指定したセル範囲や配列の中の値が、指定した区間に含まれる個数を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、FREQUENCY関数の使い方について解説していきたいと思います。
FREQUENCY関数とは
FREQUENCY関数とは、指定したセル範囲や配列の中の値が、指定した区間に含まれる個数を求める関数となります。
FREQUENCY関数の使い方
FREQUENCY関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
データ配列
数値が入力されているセル範囲や配列を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
区間配列
区間の値が入力されているセル範囲や配列を設定します。
※値の意味は「1つ前の値より大きく、この値以下」となります
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
FREQUENCY関数の使用例
先程の例のFREQUENCY関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、セルC3~C15の配列から「100以下」「100より大きく200以下」「200より大きく300以下」「300より大きく400以下」「400より大きい」の区間ごとの個数を求めるという意味になります。