【Excel】DROP関数の使い方

Microsoft Excel にはDROP関数というものが存在します。
DROP関数は、配列から連続する行や列を除外する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、DROP関数の使い方について解説していきたいと思います。

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DROP関数とは

DROP関数とは、配列から連続する行や列を除外する関数となります。

DROP関数の使い方

DROP関数は、以下の引数で構成されています。

=DROP(配列,行数,[列数])

意味としては以下のとおりです。

配列

もとの配列を設定します。

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

行数

除外する行数を設定します。
※負の値が設定された場合は後ろからの行数とみなされます
※省略も可能ですが、その場合は配列と同じ行数が設定された扱いになります

上記例では「1」を設定しています。

列数

除外する列数を設定します。
※負の値が設定された場合は後ろからの列数とみなされます
※省略も可能ですが、その場合は配列と同じ列数が設定された扱いになります

上記例では「1」を設定しています。

DROP関数の使用例

先程の例のDROP関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=DROP(B2:D6,1,1)

つまり、セルB2~D6の配列から1行と1列を除外するという意味になります。