【Excel】CONFIDENCE.T関数の使い方

Microsoft Excel にはCONFIDENCE.T関数というものが存在します。
CONFIDENCE.T関数は、ステューデントのT分布を利用して分集団に対する信頼区間を求める時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、CONFIDENCE.T関数の使い方について解説していきたいと思います。

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CONFIDENCE.T関数とは

CONFIDENCE.T関数とは、ステューデントのT分布を利用して分集団に対する信頼区間を求める関数となります。

CONFIDENCE.T関数の使い方

CONFIDENCE.T関数は、以下の引数で構成されています。

=CONFIDENCE.T(有意水準,標準偏差,標本数)

それぞれの意味としては以下のとおりです。

有意水準

信頼区間を求めるための有意水準を数値で設定します。

上記例では青枠で囲まれている範囲を設定しています。

標準偏差

母集団の標準偏差を数値で設定します。

上記例では赤枠で囲まれている範囲を設定しています。

標本数

標本の個数を数値で設定します。

上記例では紫枠で囲まれている範囲を設定しています。

CONFIDENCE.T関数の使用例

先程の例のCONFIDENCE.T関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=CONFIDENCE.T(C18,C17,C19)

つまり、指定された標準偏差(セルC17)と標本数(セルC19)を利用して95%の信頼区間を求めるという意味になります。