Microsoft Excel にはCOMPLEX関数というものが存在します。
COMPLEX関数は、指定した実部と虚部から複素数を作成する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、COMPLEX関数の使い方について解説していきたいと思います。
COMPLEX関数とは
COMPLEX関数とは、指定した実部と虚部から複素数を作成する関数となります。
COMPLEX関数の使い方
COMPLEX関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
実部
作成したい複素数の実部を設定します。
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
虚部
作成したい複素数の虚部を設定します。
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
虚数単位
虚部の単位として英小文字の「i」または「j」を文字列で設定します。
※英大文字の「I」または「J」は設定不可です
※省略も可能ですが、その場合は「i」が設定された扱いになります
上記例では省略しています。
COMPLEX関数の使用例
先程の例のCOMPLEX関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、実部が「2」、虚部が「1」、虚数単位が「i」の複素数を作成するという意味になります。