【Excel】FLOOR.MATH関数の使い方

Microsoft Excel にはFLOOR.MATH関数というものが存在します。
FLOOR.MATH関数は、指定した数値を基準値の倍数に切り捨てる時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。

そこで今回は、FLOOR.MATH関数の使い方について解説していきたいと思います。

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FLOOR.MATH関数とは

FLOOR.MATH関数とは、指定した数値を基準値の倍数に切り下げる関数となります。

FLOOR.MATH関数の使い方

FLOOR.MATH関数は、以下の引数で構成されています。

=FLOOR.MATH(数値,[基準値],[モード])

意味としては以下のとおりです。

数値

切り捨てたい数値を設定します。

上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。

基準値

切り捨てる際の基準値を設定します。
※省略も可能ですが、その場合は「1」が設定された扱いになります

上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。

モード

切り捨てるモードを数値で設定します。
※省略も可能ですが、その場合は「0」が設定された扱いになります

0または省略数値が負の場合は0から離れた値で切り捨てます
0以外の数値数値が負の場合も0に近い値で切り捨てます

上記例では省略しています。

FLOOR.MATH関数の使用例

先程の例のFLOOR.MATH関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。

=FLOOR.MATH(B5,C5)

つまり、「123」という数値を基準値「10」で切り捨てるという意味になります。