Microsoft Excel にはBASE関数というものが存在します。
BASE関数は、10進数表記の数値を指定した記数法に変換する時に使うことが多く、非常に便利な関数となります。
そこで今回は、BASE関数の使い方について解説していきたいと思います。
BASE関数とは
BASE関数とは、10進数表記の数値を指定した記数法に変換する関数となります。
BASE関数の使い方
BASE関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
数値
10進数表記の数値を設定します。
※設定可能な数値は0~253の範囲内です
上記例では青枠で囲まれているセルを設定しています。
基数
数値を設定します。
※設定可能な数値は2~36の範囲内です
上記例では赤枠で囲まれているセルを設定しています。
最低桁数
桁数を設定します。
※変換後数値の桁数が設定した桁数よりも少ない場合、変換後数値の左側に「0」が追加されます
※省略も可能ですが、その場合は「0」は追加されず必要最小限の桁数になります
上記例では「10」を設定しています。
BASE関数の使用例
先程の例のBASE関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、「16」という10進数の数値を「10」桁の「4進数表記」に変換するという意味になります。