Microsoft Excel にはYEARFRAC関数というものが存在します。
YEARFRAC関数は、指定した開始日から終了日までの期間が1年間に占める割合を取得する時に使うことが多い関数となります。
そこで今回は、YEARFRAC関数の使い方について解説していきたいと思います。
YEARFRAC関数とは
YEARFRAC関数とは、指定した開始日から終了日までの期間が1年間に占める割合を取得する関数となります。
YEARFRAC関数の使い方
YEARFRAC関数は、以下の引数で構成されています。
意味としては以下のとおりです。
開始日
期間の開始日をシリアル値、文字列で設定します。
上記例では「1995/7/7」を設定しています。
終了日
期間の終了日をシリアル値、文字列で設定します。
上記例では「2023/1/3」を設定しています。
基準
日数の計算に使われる基準日数(月/年)を以下のように設定します。
0または省略 | 30日/360日(米国方式) |
1 | 実際の日数/実際の日数 |
2 | 実際の日数/360日 |
3 | 実際の日数/365日 |
4 | 30日/360日(ヨーロッパ方式) |
上記例では「1」を設定しています。
YEARFRAC関数の使用例
先程の例のYEARFRAC関数の引数を見てみると以下のような設定になっています。
つまり、1995/7/7から2023/1/3までの1年間に占める割合(=年齢)を求めるという意味になります。